インプラントを勧められたけれど、費用はいくらかかるのか、何回通うのか、どんなリスクがあるのか。
後楽園春日たなべ歯科のインプラント治療について、CTによる検査、通院約7回の流れ、下顎約4か月・上顎約5〜6か月の期間、1本あたり478,500円(税込・自由診療)の費用と追加処置、主なリスクをまとめました。
ブリッジや入れ歯と比べて決めたい方も、ぜひご覧ください。
文京区春日・後楽園・本郷エリアの歯医者です。
「奥歯を抜いたあと、インプラントを勧められた」「気にはなっているけれど、いくらかかるのか分からない」。インプラントを考えはじめた方の多くが、まず費用・通院回数・リスクで迷われます。
この記事では、文京区の春日・後楽園の歯医者、後楽園春日たなべ歯科で行っているインプラント治療について、検査から装着までの流れ、期間、費用、主なリスクを一つずつご説明します。決めるのは読んでいただいたあとで構いません。
インプラントとは?
インプラントとは、歯を失った部分の顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に被せ物を取り付ける治療のことです。隣の歯を削らずに、失った歯を補えるという特長があります。
厚生労働省の令和6年歯科疾患実態調査によると、15歳以上でインプラントを装着している人の割合は3.2%で、年齢階級別では75〜79歳の7.6%が最も高いと報告されています。身近になってきたとはいえ、まだ多くの方にとって「よく分からない治療」だと思います。
歯を失ったままにしておくと
抜歯したあと、痛みがないためにそのままにしている方は少なくありません。ただ、歯が1本なくなると、周りの歯にも変化が起こることがあります。
- 隣の歯が、空いたすき間に傾いてくることがあります
- 噛み合う相手の歯が、伸びてくることがあります
- 残った歯に、噛む力が集中しやすくなります
- 片側だけで噛むくせがつくことがあります
どの方法で補うにしても、すき間の状態が変わる前に一度ご相談いただくと、選べる方法が多いうちに検討できます。
インプラントだけが答えではありません
歯を失ったときの方法は、インプラントのほかにブリッジと入れ歯があります。それぞれに向き・不向きがあり、残っている歯や骨の状態、通院のしやすさ、費用の考え方によって、合う方法は変わります。
当院では、インプラントを無理にお勧めすることはありません。すべての方法の特徴をご説明したうえで、納得できる方法を選んでいただきます。インプラントに納得できなければ、選ばなくてよい治療です。
▶ 歯を1本失ったら?ブリッジ・入れ歯・インプラントの違いと「次の一手」を見据えた選び方
当院で行う検査
インプラントは、骨の中に人工の歯根を入れる治療です。そのため、埋め込む前に骨の厚み・高さ・神経や上顎洞(鼻の横の空洞)の位置を確認します。
- 歯科用CT:骨の状態を立体的に確認します。平面のレントゲンでは分からない厚みや、神経までの距離を測ります
- ステント(手術用のガイド)の作製:CTの情報をもとに、計画した位置に埋め込むための補助具を作ります
- お口全体の確認:歯周病やかみ合わせの状態も確認します。インプラントの周りも、天然の歯と同じように歯周病に似た炎症が起こるためです
治療の流れと期間
当院のインプラント治療は、通院 約7回が目安です。
- 1. 診断:CT撮影・お口全体の検査
- 2. ご説明:検査結果と治療計画、費用、リスクのご説明
- 3. 1次手術:顎の骨にインプラントを埋め込みます
- 4. 抜糸
- 5. 2次手術:骨と結合したことを確認し、歯ぐきの上に土台を出します
- 6. 型取り
- 7. 被せ物の装着
期間の目安は下顎で約4か月、上顎で約5〜6か月です。上顎は下顎より骨がやわらかい傾向があるため、骨と結合するまでの期間を長めにとります。骨の状態や追加の処置によって、期間は変わります。
インプラントの費用(自由診療・税込)
インプラント治療は自由診療のため、健康保険は適用されません。1本あたりの費用は次のとおりです。
- 診断料:0円
- CT撮影:5,500円
- ステント作製:33,000円
- 埋入手術(1次手術):275,000円
- 上部構造(2次手術を含む):165,000円
- 1本あたりの合計:478,500円
- 仮歯:11,000円
※すべて税込・2026年9月25日時点の価格です。サイナスリフトは片側あたりの目安で、処置の範囲によって変わる場合があります。
骨の状態などにより必要になる処置
骨の量が足りない場合などには、次の処置を追加することがあります。必要かどうかは、CTで確認したうえでご説明します。
- GBR(骨造成):110,000円/骨の幅や高さが足りない部分に、骨を補う処置です
- ソケットリフト:88,000円(1本あたり)/上顎の奥歯で骨の高さが少し足りない場合に、埋め込む穴から上顎洞の底を押し上げる処置です
- サイナスリフト:198,000円(片側あたりの目安)/上顎の奥歯で骨の高さが大きく足りない場合に、横から上顎洞の底を持ち上げて骨を補う処置です
- 静脈内鎮静法:77,000円/点滴で鎮静薬を使い、緊張をやわらげた状態で手術を受けていただく方法です
「最終的にいくらになるのか」は、検査のあとで具体的な金額をお伝えします。金額に納得いただいてから治療を始めます。
インプラント治療の主なリスク・副作用
- 外科手術のため、術後に腫れ・痛み・内出血が出ることがあります
- 骨の状態によっては、インプラントが骨と結合せず、再手術が必要になることがあります
- 下顎では、神経に近い部位の手術により、しびれが残ることがあります
- 上顎では、上顎洞に影響が及ぶことがあります
- 歯周病に似た「インプラント周囲炎」が起こることがあり、定期的なメンテナンスが必要です
- 糖尿病などの全身疾患や喫煙の習慣によって、治療が難しい場合や経過に影響が出る場合があります
- すべての症例で同様の結果が得られることを保証するものではありません
入れたあとが本番です
インプラントはむし歯にはなりませんが、周りの歯ぐきや骨は、天然の歯と同じように炎症を起こします。入れて終わりではなく、入れたあとのお手入れと定期的なメンテナンスが欠かせません。
春日の歯医者として当院が大切にしているのは、治療のあとの長いお付き合いです。当院は担当歯科衛生士制をとっています。インプラントの周りの状態も、同じ担当者が継続して確認し、磨き方のご提案を続けていきます。
インプラントの前に知っておきたいこと
インプラントは、歯を失ったあとの話です。まだ歯が残っている方は、その歯を失わないことが先にあります。神経を取った歯や、詰め物を何度もやり直している歯は、割れて抜歯になることがあります。
▶ その奥歯、割れているかもしれません|歯根破折が起こりやすい5つの条件
よくあるご質問
Q. 相談だけでも大丈夫ですか?
A. はい。検査結果と費用をご説明したうえで、ご自身で決めていただけます。ブリッジや入れ歯を選ばれる方もいらっしゃいます。
Q. 骨が少ないと言われました。インプラントはできませんか?
A. 骨の量によっては、GBRやサイナスリフトなどの処置を併用することで検討できる場合があります。CTで確認したうえでご説明します。
Q. 手術が怖いのですが。
A. ご希望に応じて、静脈内鎮静法(自由診療・77,000円)を併用することができます。緊張をやわらげた状態で手術を受けていただけます。
Q. 何年くらい使えますか?
A. 年数をお約束することはできません。お手入れと定期的なメンテナンスを続けることで、長期的な使用が期待できる治療です。
インプラントを考えている方、ほかの方法と比べて決めたい方は、文京区春日の歯医者、後楽園春日たなべ歯科へご相談ください。文京区・春日・後楽園・本郷エリアの方の選択肢のひとつとして、お役に立てれば幸いです。
<治療だけじゃない。予防だけじゃない。>